トラブルシューティング

Unity Plugin利用時によくあるトラブルを説明しています。Unity Pluginが正しく動作しない場合は、下記を参考に対処してください。

よくあるトラブル

1. アバターが動かない（モーションデータが受信できない）
2. UDP受信ができない
3. Unity Pluginのアップデート（上書きインポート）に失敗する

アバターが動かない（モーションデータが受信できない）

1. 開発環境を満たしていることを確認してください。
2. mocopiアプリの接続先IPアドレスが、サンプルアプリをビルドしたプラットフォームのIPアドレスになっていることを確認してください。
3. UDP送受信のポート番号が一致していることを確認してください。
4. mocopiアプリの送信フォーマットが「mocopi (UDP)」になっていることを確認してください。
5. 上記に問題がない場合は、UDP受信ができないを参照してください。

UDP受信ができない

ファイアウォールで、UDP通信がブロックされている可能性があります。

開発環境OSのファイアウォールの設定で、mocopiアプリからUDP受信するポート番号の通信が許可されていることを確認してください。ブロックされている場合は、許可する設定を行ってください。

以下に、Windowsの設定例を示します。Unity Editor、ビルドするアプリケーションで設定が異なります。

Unity EditorでUDP受信する場合

1. Windowsの「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」を開きます。
2. ［受信の規則］をクリックし一覧を表示させます。
3. 「Unity {バージョン} Editor」を右クリックし、プロパティを開きます。
4. ［詳細設定］タブの「プロファイル」で、開発環境に当てはまるネットワークにチェックを付けます。
5. 「プロトコルおよびポート」タブの「プロトコルの種類」欄が、「任意」または「UDP」になっていることを確認します。
   「任意」または「UDP」になっていない場合は、設定してください。

ビルドするアプリケーションでUDP受信する場合

1. Windowsの「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」を開きます。
2. ［受信の規則］をクリックし一覧を表示します。
3. ［新しい規則...］をクリックします。
   「新規の受信の規則ウィザード」ウィンドウが表示されます。
4. ［ポート］を選び、［次へ］ボタンをクリックします。
5. ［UDP］、「すべてのローカル ポート」を選び、［次へ］ボタンをクリックします。
6. ［接続を許可する］を選び、［次へ］ボタンをクリックします。
7. 開発環境に当てはまるネットワークにチェックを付け、［次へ］ボタンをクリックします。
8. 「名前」欄に任意の名称を入力し、［次へ］ボタンをクリックします。

Unity Pluginのアップデート（上書きインポート）に失敗する

Unityプロジェクトを起動する前に、以下の手順でUnity Pluginのフォルダを削除してから再インポートしてください。

1. Unity Hubを起動します。
2. 対象プロジェクトの［…］ボタンをクリックし、［エクスプローラーで表示］をクリックします。
3. 「プロジェクト名\Assets」内の「MocopiReceiver」フォルダを削除します。