# 垂直設置での使用が可能になりました
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#SDKアップデート #新機能 #垂直設置
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## 垂直設置対応
SDK ver.2.3.0リリースに伴い、今まで45度の斜めに傾けた状態での利用が推奨されていたELF-SR2を、垂直に立てた状態で使用することができるようになりました。本記事では垂直設置により体験価値が向上するケースをいくつか紹介します。
※垂直設置はELF-SR2のみで利用可能です。\
※垂直設置で視聴するには垂直設置用のアプリケーションを用意する必要があります。垂直設置対応のアプリケーションを作成する方法は[垂直設置対応のアプリを作ってみよう](/Products/Developer-Spatial-Reality-display/jp/tips/vertical-app-develop/)を参照してください。 \
※詳細は[Spatial Relity Display Settings](/Products/Developer-Spatial-Reality-display/jp/develop/Setup/SettingTool.html)のWallmount modeの欄を参照してください。
### ①新しい視聴体験
45度に設置したコンテンツでは、卓上に設置された3D空間を俯瞰的に見るような体験がメインでした。(下図左)垂直で設置することで、奥行方向をファーストパーソンビュー(主観視点)的に楽しむまるで裸眼でVRを見ているような体験が可能になります。(下図右)また、ディスプレイを45度から垂直に立てることで高さ方向の表示範囲が大きくなり、より大きくオブジェクトを表示できるようになります。\
ユースケースによって45度と垂直どちらの方が相性が良いかは異なりますが、特に建物等の中をウォークスルーで動き回るコンテンツや、キャラクターやオブジェクトの高さ方向を大きく使って展示したいコンテンツ、ステレオスコピック映像の視聴では垂直の方が快適に見れる場合が多くあると思います。
※ELF-SR2でのステレオスコピック映像(サイドバイサイドなど)のご視聴の際には視聴距離約90cmでのご使用をおすすめします。
![垂直対応での体験イメージ](/Products/Developer-Spatial-Reality-display/img/tips/vertical-app-introduction/vertical-setting.webp){.img50}
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※スタンドはイメージです
### ②設置性の向上
これまで45度の斜めに傾けた状態での設置が推奨されていたため十分な設置スペースが必要となっていましたが、本アップデートで垂直に設置して使用することが可能になりました。これにより、設置スペースを大きく削減することができます。また、モニターアームに取り付けて通常のディスプレイのように設置したり、壁掛け・壁埋め込みで設置して使用することが可能となります。\
卓上設置スペースが確保しづらい方や、展示用で什器に垂直に埋め込んで使いたい方は是非垂直設置での導入を検討してみてください。
既存の45度設置での利用と垂直設置での利用、うまく使い分けることで体験の質を大きく向上することができます。是非、新たな使い方を検討してみてください。
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参考 : [垂直設置対応のアプリを作ってみよう](/Products/Developer-Spatial-Reality-display/jp/tips/vertical-app-develop/)